関税をできるだけ安く抑えたい。
それは皆様共通の願いだと思います。
たまにお客様より「USPSで発送すると関税が安い」や「YAMATOだと高かった」などのご意見を耳にします。
基本的にはどの発送方法で送ろうと「関税率」は変わりません。
ただ、発送方法によって「課税価格」が変わってきます。
ここで、個人用と商用の場合とで課税価格はどのように設定されるかを大雑把にご説明します。
(ここでは個人用と商用の比較をしたいだけなので、詳細はかえって混乱するので省きますね)
個人用の課税価格=商品価格の60%
商用の課税価格=商品価格の100%
これを俗に「個人用6掛けルール」といいます。(うちだけかな?)
ここで今日の本題の「発送方法によって課税価格が変わってくる」という点に戻ります。
USPS・・・基本的に個人用として送られます
YAMATO・・・発送時に個人用か商用かを選択します
佐川 / FedEx・・・発送内容により個人用か商用かを判断されます
税関職員が、通関する際一般的に個人使用として判断する数字がこれです!!
3個 / 3組 / 30万円
つまり、同じ商品は3個、3組まで。仕入れ価格は30万円までは個人使用としてみなされるということです。
※但しこれは正式な決まりではないので、該当しない場合もあります。。。
YAMATOで個人用として発送した場合でも、この条件を超えている場合は商用に変更される場合もあります。
<注意>
あくまでも個人使用目的のお荷物に限ります。販売目的の場合はご利用いただけません。
個人使用として申告しましても、税関で認められない場合もございます。その際は6掛けは適用されません。
商業用でなくても、共同購入や個人で消費しない贈答用の場合も6掛けが適用されない場合がございます。