ここ暫く、モデルガンの部品等を輸入をされる方が増えています。
そして最近、この関連商品の入ったお荷物が止まるケースが何回か発生しています。
そこで、「正しい手続きをすることで何とか正しく日本に輸入することができないか?」
「正しい手続きを踏めば、お客様も安心して輸入できるのでは?」と思い、
税関の方にお問い合わせしてみました。
税関の方からのお返事はこちらです。
「お問い合わせのモデルガンの部品等については、簡単な加工により本物の銃砲に転用可能なものも多く、
銃刀法に該当するものか否かの判断に時間を要することとなります(輸入が許可されないものも多く存在いたします)。
スムーズに取引を行うには、事前に、輸入者自らが、 都道府県公安委員会に、
商品が銃刀法に該当するものであるか否かを確認しておくことをお勧めします。
また、輸出国側となる米国における規制もありますので、ご注意下さい。
日本国税関においても、麻薬や銃砲等の取締りを強化しておりますので、ご理解とご協力をお願いします。」
事前に都道府県公安委員会に確認の上、許可をもらっていれば問題ないのですが、
まずは銃刀法に該当するものかどうかの判断をするのが困難であるということと、
なかなか許可が降りないということが現実のようです。
そして3Dプリンターの流出も、許可が難しくなってきている原因の一つではないかと推測されます。
先に申し上げましたように、日本で荷物を開封され、中身を点検されているお客様も増えており、
そのだいたいの場合は、輸入許可が降りずにアメリカに返送となっています。
その金銭的な損害をざっと挙げますと・・・
- ショップから弊社までの米国内送料(かからない場合もあります)
- アメリカから日本までの送料
- 日本からアメリカまでの返品送料
- 転送手数料
- 弊社からショップへの返品送料
これは商品が返品できた場合ですが、もしも返品期限が過ぎたりすると、商品代も戻りません・・・。(泣)
金銭的な損害だけではなく、時間的なロスもありますし、在庫無しでご商売をされている方は、
既にご注文頂いているお客様の信頼も失いかねません・・・。
これだけのリスクを考えると、商材としてはお勧めできないのが正直な感想です。
そして、お客様にこれだけのリスクを背負って欲しくないですし、
BeHappy!!!としましても、税関で問題になる商品を日本へ送ることは控えたいので、
モデルガンの部品等の関連商品は、許可書がない限り、今後日本へは発送しないことにさせて頂きます。
訂正:銃製品(部品、モデルガン製品含む)には日本での輸入規制に加え、米国側での輸出規制もございます。
どの商品が規制に該当するかの判断をするのは難しい為、許可証をお持ちの場合でも現在は全ての銃製品の転送をお断りしております。(4/5/2019)