様々なレーザーポインター製品が増えてきているこの頃、
やはり日本へ送りたいというご要望が増えてきています。
おもちゃのレーザーポインターも出回っている位ですから、安易に日本に送ってしまえ!!
と考えてしまいがちですが、、、
実は、レーザーポインターには輸入するに当たって様々な規制があるんです!!
レーザーポインター等の規制概要
レーザーポインターを含む携帯用レーザー応用装置は、過去にレーザーの光が目に入り、
網膜の損傷などが起こり、それが原因で視力の低下が生じた等の事故が発生したことから、
消費生活用製品安全法の特定製品として規制されました。
レーザーポインター等の特定製品を輸入する場合は、
以下3点の義務を果たさなくてはいけません。
- 『技術基準への適合義務』
- 『国への輸入届け』
- 『検査の義務』
輸入しようと思っている商品は上記法令の①の技術基準に適合しているものなのか?
これは輸入する際に、個人的にすぐ確認が出来ます。
確認するのは簡単で、PSCマークが付いているか否かを確認すればいいのです。
基準に適合している商品に関してはPSCマークの表示がされています。
PSCマークとは??
正式名称:Product Safety of Consumer Products mark
日本では経済産業省が認定している、安全性基準に準拠した製品に与えられるマークとなっています。「消費者の生命・身体に対して特に危害を及ぼすおそれが多い製品」とされる分野に該当する製品は、PSCマークを表示しなければ販売してはいけないという決まりになっています。
万が一、PSCマークのない製品を販売してしまった場合、
1年以下の懲役又は、100万円以下の罰金などの
おもーーーい
重い罰則が設けられていますので、
輸入する際には必ず確認しなくてはいけないポイントです!!
PSCマークが無いと販売してはいけない商品例
レーザーポインター以外にも、PSCマークがないと販売してはいけない商品がありますのでご紹介します。
■家庭用の圧力鍋や、圧力釜■
圧力鍋 / 高圧力になる炊飯器
■乗車用ヘルメット■
オートバイのヘルメット
■登山用のロープ■
ザイル
■乳幼児用ベット■
ベビーベット
■ライター■
多目的ライター
本文挿入
PSCマークがあっても経済産業省への確認はマスト!!
せっかくアメリカから商品を送ったのに、日本で検査して日本への入国を拒否されてしまった商品はその場で破棄、もしくは輸出元へ返送になってしまいます。
そうなりますと、お金も莫大にかかってしまいますしペナルティも課せられることがほとんどです。。。
その為、PSCマークがある商品に関しても、日本へ輸入する際には、必ず経済産業省の製品安全課に輸入の可否の確認をする事を
強く強くお勧めします。
電話番号 03-3501-4707
何でも簡単に手に入りやすい世の中だからこそ、
注意しておかないことが沢山ですね!!!