アメリカへ向けて輸出ビジネスをされている方々、アンチダンピング・相殺関税に注意です!
様々な理由で通関で留まってしまい、納期に間に合わない!一刻も早く届けたいのに!なんてこともあるかと思います。
通関保留の理由の一つ、アンチダンピング関税というものをご存知でしょうか?
アンチダンピング関税は、“企業に対する外国企業によるダンピングの影響を緩和することを目的とした政策で、主要な貿易救済措置として発動されてきたもの”
(JETROより引用)で、WTO上認められた貿易救済措置の為の関税です。
アンチダンピング関税対象の商品には高い関税率が設定されるため、輸出ビジネスで成功しよう!という方々にとっては頭を悩ます措置ですが、
国内産業を守る為にはある程度は仕方のないことのようです。国にとっては貿易は大切なビジネスですから、とても繊細な問題ですね。
対象商品は、例えば、中国製のペーパークリップ(指定のサイズなどがあります)、罫線の入ったグラフペーパーなど、残念ながら多岐に渡るのです。
U.C Customs and Border Protectionでアンチダンピング商品を検索できますので是非確認して、ご活用ください!
http://adcvd.cbp.dhs.gov/adcvdweb/
また、関税率がものすごく高いため、アメリカでの輸入時に、支払う関税を原産国から回収する見込みがあるかどうか、など、配送業者に報告することもあります。
アンチダンピング関税を知らないまま輸出してしまうと、突然、えっ!!!関税率200%!!!原価は抑えられたのに、これでは売れない!!!
なんてこともありますので、本当に要注意です。そうなってしまったら、利益を確保する為に、販売価格を上げたり、何かしらの対応をすることになり
何の為に海外から輸入をしているか、わかりませんよね。。。
アンチダンピング関税に注意し、常に最新情報をチェックして輸出すことをお勧めします!
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