米国アマゾン(amazon)で商品を越境販売している方の一番の悩みは、商品が簡単に返品されてしまう事だと思います。アマゾン(amazon)では販売する商品数も膨大ながら返品も膨大な数にのぼり、2021年の返品率は約20%と2020年の約18%から上昇しています。
返品率20%という事は、単純に5個出品して1個返品されてしまっているという計算になります。
アメリカでの返品に対しての常識は、日本の常識とはかけ離れている
アメリカでは返品に対しての考え方が日本とは大きく異なります。これはアマゾン(amazon)での購入商品に限らず、様々な小売店でも驚くようなことが起きています。
例えばスーパーでスイカを1つ購入したとします。半分に切られたスイカを『甘くなかったから』という理由で、購入したスーパーに持っていくと簡単に返品できます。
ん??!
その半分のスイカ絶対食べたでしょ!!?
と思わず突っ込みをしたいところですが、こんなことは日常茶飯事で、数年前には日本でも有名な大型ディスカウントスーパーCOSTCO(コスコ)でクリスマスツリーの生木を購入した人が、正月に半分枯れたクリスマスツリーを返品しに来た。と大きな話題になりました。
Costcoのスタッフは“Risk-Free, 100% Satisfaction Guarantee(いつでも、何でも返品できます的な)ポリシーに則り、この返品を受け付けましたが、さすがにこの件に関してはモラルの欠如として、全米では大きく取り上げられ社会問題になりました。
現在クリスマスツリーの返品は不可ですw
つまり、何が言いたいかというと、ひろーーーーいアメリカには色々な人がいるという事です。
このような事が起こる根源として考えられるのは、アメリカでは『使用済み商品』『プライスタグなし』『レシートなし(場合によっては)』でも自由自在に返品が出来るという文化が根付いてているからです。
今後、環境破壊の観点から返品に対しての規制がきつくなる...かも?!
返品された商品の行く末に関してまでは、そこまで大きく公表されていませんが、昨年2021年に全米で発生した返品商品で破棄された商品群の重さは約58億パウンド(26万トン)で廃棄する際に商品を焼却する事で年間1600万トンの二酸化炭素が排出されてしまったようです。
米国アマゾン(amazon)では、現在のところ埋立地に破棄商品を送ってはいないようですので、上記の数字にアマゾン(amazon)の返品商品で再販できないものがここにプラスされると二酸化炭素排出はなかなかのインパクトになってくると思います。
そんな中、直近ですと大手ホームセンターHome Depotでは今までレシートが無くても商品の返品が簡単にできたのですが2022年の春からレシートが無い商品は返品が不可となったり、各種で返品に対しての規制が厳しくなってきてはいます。
アマゾン(amazon)も以前は、商品が壊れていた場合等の、明らかにセラーに落ち度があった場合、どの返送方法でも無料で対応していましたが、現在は商品を自宅まで取りに来てくれる、『UPS Pick up』という項目は有料に変更になりました。
少しずつ返品に対しての規制は強くはなってきていますが、日本と同じようにとはならないとは思います。
アマゾン (amazon)セラーで返品についてお困りの方へ
弊社BeHappy!!!は、米国アマゾン(amazon)へ越境納品を行っている方のお役に立つことが出来ます!まずは米国アマゾン(amazon)で販売した商品の返品受取先としてアメリカ国内の住所が必要となりますが、弊社の会員様になっていただければその問題は簡単にクリアする事が可能です!
更に、BeHappy!!!では返送された商品に関して下記の全てにおいて対応が可能です。
・商品を販売したお客様からの返品の受取り
・返品商品の検品(必要があれば)
・返品商品の一時保管(30日~最大180日無料保管可能)
・米国アマゾンFBAへの再納品(シール張りも対応可)
・日本(弊社宛)へ返品商品をまとめて返送
詳細に関しては、米国FBA返品受取サービスをご確認よろしくお願いいたします!
その他、BeHappy!!!ではアマゾンから返品された商品をebay等で再販するお客様のお手伝いも行いますので米国アマゾンFBAで商品を販売されている方で何かお困りであればどんなことでも結構ですので、一度ご相談してみてください!