アンダーバリューとは??
海外から商品を輸入する際に、商品価格に対し決まった比率で
計算される関税を少しでも安くしようと、意図的に商品価格を
安くして、関税の申告をする事をアンダーバリューといいます。
当然、本来の仕入れ価格より少なく申告している為、実際に納税する
金額は少なくなります。
しかし、、、、
アンダーバリューはばれる可能性が非常に高いので、
絶対にお勧めしません!!
税関には毎日、とても沢山の輸出入の申告がされ、全国にある
沢山の税関でも同じ管理システム(ナックス)を使用している為、
日本全国からのデータが続々と集まって更に、全てを集中管理
している為、それぞれの商品の平均申告額が一目瞭然なのです。
同じ型番の時計があるとします。
セールや、仕入れ国によって多少の誤差額が生じたとしても
ナックスに登録されている商品価格が1つ10000円程度の商品
だとします。
そこに、突然商品価格が1000円の同じ型番の時計があれば当然違和感があります。
税関のシステム、ナックスは過去に蓄積された膨大なデータから
商品の適正相場価格を算出し、その相場価格に対して著しく低い場合
異常検知発見とし、税関職員の確認が入ると言う訳です。
そして、税関職員の確認となった場合、購入者は申告した価格が正しいものだと
証明しなくてはいけません。
レシートの提出、領収書の提出などの合理的な理由を求められますので
すぐに、税関に対して証明する必要があります。
アンダーバリュー=脱税行為(犯罪行為)
という正しい知識を持って、適切な価格で申告をしましょう!