こんにちは!
本日はインポーターサービスをご提供していて思いつくことをシェアさせて頂きます。
皆さんがご苦労されていることや不安に思われていらっしゃるのは、
「いかにスムーズに通関をすることができるか?」ではないかと思います。
通関で数日~数週間お荷物が止まってしまったり、または、止まるだけならまだしも、
返送になってしまっては、お金と時間の損失に繋がり、販売チャンスも逃してしまいます。
確かに通関ってちょっと未知の部分があったり、それだけでも大変なのに、
通関担当によってサービスのムラがあるので、同じ荷物で同じINVOICEで送っても止まったり止まらなかったり・・・。
BeHappy!!!でもインポーターとして通関のサポートをさせて頂く中で、間違った情報が伝わってきたり、
情報の真偽を確かめることが難しかったり、通関のルールが不透明だったり、クーリエによって違ったり、結構苦労が尽きません・・・。
その中で少しでも情報を収集し、傾向を掴みながら、いかにスムーズに通関ができるか?
という点に日々集中しております。
今日は通関でお荷物が留まる理由TOP10をご紹介させて頂きます。
- TSCAフォームの提出
Penなどインクの含まれる商品は必ずTSCAフォームを添付しないといけません。
(TSCAフォームの件で以前記事を書いていますのでこちらご覧ください。) - Watch Breakout Worksheetの提出
腕時計は、関税の計算に必要なので、時計そのものの価値だけでなく、ムーヴメント 、ケース(外装)、ストラップが何で出来ているのか、
それぞれの価値はいくらか、基盤には宝飾品が付いているか、時計の種類はアナログかデジタルか、などなどの情報を提出しなければいけません。
インポーターサービスご利用の皆様には、ご利用開始時にお送りしているWatch Breakout Worksheetを必ず添付頂けますとスムーズに通関が進みます。
(腕時計の件で以前記事を書いていますのでこちらご覧ください。) - 製造元の名前とアドレス
基本的にはFDAに関わる商品(食品や医薬品、さらに化粧品、医療機器、動物薬、玩具)は、製造元の名前とアドレスを聞かれますが、
たまにそうでない場合も聞かれることがあります。(謎。。。)
(FDAに関しては以前記事を書いていますのでこちらご覧ください。) - 商品名からはどういう商品かがわからないもの
関税の計算や各法令に関する商品かを判別するために、商品名だけで判別つかないものは、
商品の詳細や使用目的などの説明を求められます。 - 素材・原材料
よく聞かれるのは文房具類は家庭用雑貨類ですが、基本的には主要な素材の情報は入れておくほうが無難です。 - サイズ
テープに関して長さと幅を聞かれる事が多いです。 - セット商品の内容確認
セット品の場合は、中身に何がいくつ、そしてそれぞれの単価か聞かれる場合がございます。 - 原産国
- Laceyフォーム
木材を使っているものの場合、その植物の学術名や収穫地などの情報が必要になります。 - FCC
電磁波が含まれている商品かどうか?その場合はFCCフォームの提出が必要になります。
次回はINVOICEの具体的な書き方についてご案内させて頂きます。
※TSCAフォームとWatch Breakout Sheetは記入例と一緒にサービスご利用時にお渡ししておりますが、
お取り扱い商品によって、他のフォームや記入例が必要な会員様はお気軽にご連絡ください。