米国アマゾン輸出のお荷物の中で、アメリカの通関でストップしてしまった商品の事例をシェアさせて頂きます。
新しい事例が発生しましたら、ここにアイテムを追加していきます。
<注意アイテム:その3> 商標登録に関わる商品
(実際にストップしたアイテム例)
- ナノブロック ポケットモンスターフシギダネ
この商品は、LEGOから販売されているのですが、LEGOはポケモンのキャラクターの商標権は持っていません。
税関からの連絡では、販売元つまりLEGOがポケモンのキャラクターの商標権を得て作ったものなのかを知る必要がある、
というのです。通関する為には、LEGOからa letter of authorization(商標権を取得した証明になるレター)を取り寄せるという、
おおよそ不可能に近い要求がありました。
こちらの委任状を用意できない場合:
①すべてのお荷物の廃棄:無料
②該当商品の廃棄、他商品の通関要求:別途インボイスの作成、手続きに1時間当り$90近い手数料が発生
選択肢②を選んだとしても、実際に要求が通るかどうかはわかりません。手続きの結果、要求が通らず、
やっぱり全品廃棄、ということもありえます。また、訂正インボイスの提出後、数週間かかります。
手数料はクーリエによって異なりますが、どのクーリエでも手数料は間違いなく発生します!
このケースの場合、日本への返送は受け付けてもらえないので、まさに2択になります。
お客様のお荷物がぁぁぁ!!と、慌てふためく弊社スタッフを横目に、クーリエの対応の遅いこと!!!
税関でお荷物がストップ、とクーリエから連絡があってすぐに電話で状況を確認したのですが…
1回目:お荷物の日本への返送可
2回目:返送には返送代金が発生する
3回目:返送は不可 所得権委任状を用意するか、破棄
4回目:該当商品以外の商品の通関は、要求は可能。確実ではない。
5回目:該当商品以外の通関要求には手数料(1時間当り約$90)
と、話が二転三転!日本側のクーリエの対応から比べると、アメリカ側の担当者には、
頭から湯気が出そうになることが度々です。対応の遅さは本当に致命的ですが、お客様のロスが最小限になるよう、
湯だった頭を冷ましながら、奮闘してきます!お荷物を発送される際に、何かお気付きのことがござましたら
ぜひご教示ください。よりご安心いただけるサービスを目指し、改善していきます!
お金とお時間の無駄にならないよう、取り扱いアイテムには十分注意が必要です。
BeHappy!!!では今後もできる限りの情報をシェアさせて頂き、お客様の輸出ビジネスのお役に少しでも立てられるよう頑張ります!