ここからは「USPS 「配達済み」の荷物が紛失?!(Part 1)」の続きです・・・
その責任者が開口一番・・・
「お荷物みつかりましたよ!」
なんと!なんと!荷物が見つかったとは~!!!
そして更なる衝撃の事実が・・・
「でも中身が抜き取られてました・・・」
え~~~~~!!!!
「恐らく誰かに盗まれたか、
もしくは輸送途中で紛失したかのいづれかだと思います。」とのこと。
その荷物はUSPS内の調査をする部署に渡されてしまったので、
これ以上の詳細はその責任者にもわからないとのこと。
週明けに配達されたことになっていたその荷物は、
土曜日にUSPS内でスキャンされたものの、
何らかの原因で週明けにうちには配達されず、
でもUSPSの不条理なシステム(Part1を読んでいない方はそちらをお読みください)により、
うちに届いたことになってしまっていたということでした。
こんな事実を報告するとは、「結構USPSも正直だなー」と、
変に心の底で感心しつつ、想像もつかなかった結末に呆然。
責任者にこの事実を書面にして欲しいとお願いし、ひとまずうちが紛失したという疑惑は晴れました。
ただ、「お客様の損失がどうなってしまうのか?USPSが責任を取ってくれるのか?」
という心配はまだ残ってます。
1週間後に届いた書面を見てみると、
はっきりと「このお荷物は配達前に紛失か盗難にあい、配達完了をすることができませんでした。」
と記載がありました。
そして、
「保険がかけられていなかったので、商品の補償はできませんが、
配達が完了できなかったので、送料はご返金できます。」 との記載もあり、
残念なことにUSPSはこの件に関して、金銭の責任は全くとらないという結果になりました。
保険さえかけていれば、USPSよりお金は戻り一件落着となったのに(商品を入手できなかったことは残念ですが)、
この状況ではお客様が損失を被るか、セラーさんが損失を被るかのどちらかになってしまいました。
お客様にはUSPSの手紙をセラーさんに渡して頂き、まずはセラーさんがどう対応するか待つことにしました。
セラーさんはもちろん、責任を取りたくないです。
セラーさんは商品を送りましたし、セラーとしての責任を果たしました。お気持ちはよくわかります。
ただ、保険を付けなかったのはセラーさんです。
$1500のお荷物だったら、$20くらいプラスで保険が付けられたはずです。
そして、お客様曰く、お客様には保険をつけるオプションも発送方法のオプションも全くなかったそうです。
そうなると、やはり保険を付けずに高額商品を送ったセラーさんの責任になってしまうのは仕方のないこと。
お客様にはUSPSからの手紙と一緒にPaypalへクレームすることをお勧めいたしました。
USPSのシステムで配達結果がDeliveredになっている以上、
このクレームに勝ち目はないのではとお客様もかなり不安げなご様子。
「バイヤープロテクションは輸送中による紛失や破損は補償の対象にはならない」
という記事もどこかで読んだらしいです。
そんなお客様に、「USPSから配達が完了ができなかったという証明の手紙ももらいましたし、
これを提出すれば絶対にPaypalはバイヤーの見方になってくれるはずですよ。」
と激励をすることくらいしか私にはできませんでした。
そして数日後、お客様より連絡があり、
「Paypalが事実確認の調査に乗り出してくれることになったので、
USPSの責任者に連絡が入った場合は、事実を伝えて欲しいと伝えてください。」
とお願いがありました。
早速責任者には連絡をいれ、私にも電話がくるかもしれないということで、それに備えて待っていました。
そして翌日、お客様より朗報が!
「USPSの方と事実確認ができたので全額ご返金しますと連絡がありました。」と。
本当に安心しました。
最初に荷物がないとわかった日から今日までずーっと心配してたので、心底嬉しかったです。
Part1 とPart2に渡る長いお話となってすみません!
今回のトラブルは一件落着いたしました。
やっとーという感じですが、このトラブルから学んだ教訓をまとめさせて頂きます。
- 高額商品を購入の際発送方法に選択肢があればできるだけUSPSの発送は選択しないこと!
- 高額商品を購入の際保険がオプションであれば必ずつけること。ない場合はセラーにリクエストしてみる!
- Paypalへのクレームは購入後45日以内なので、早目にクレームをする!
- USPSは自分の非は認めても保険のついていないお荷物の責任は一切取らない!
残念ながらUSPSのサービスはいい加減なことも多々あるので、高額商品の場合はできるだけ利用を避けるか、
利用する際は必ず保険をつけてトラブルから身を守りましょう!